【中日】井上監督、独走Vの阪神に「いいお手本…佐藤輝明の急成長は認めざるを得ない」

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2025年09月07日 21:19  日刊スポーツ

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中日対巨人 試合前、練習を見つめる井上監督(撮影・森本幸一)

中日井上一樹監督(54)が、リーグ優勝した阪神の強さを「みんな脂がのっている」と話した。ここまで対戦成績10勝10敗とセ・リーグの中で唯一、互角に戦っているが「得意だとは思っていない。いいお手本」と目標のチームとする。


井上監督は「でっかい故障者がいなかった。打撃陣のクリーンアップ、投手陣のローテーションの核。軸がやっぱりしっかりしてるっていう、メンツ的にもみんな脂がのってるというか、そういうメンツが今そろってるところなんで。レギュラー陣、特に1番から5番まで、たぶん藤川監督もいじることなく出すっていうようなメンツがそろってるっていうのは一番強みなのかな」と投打ともに軸となる選手が多いことを挙げた。


「やっぱり佐藤輝明の急成長というか、昔とちょっと違うよねっていう。もちろんオレは入ってきたばっかりの頃ぐらいは知ってるんで、成長はもう認めざるを得ない」と、ルーキー時代の21年から2年間、阪神のヘッドコーチとして接してきたからこそ、そのすごさを実感していた。実際に中日戦20試合でも打率2割8分、7本塁打、15打点と打ち込まれた。


今季はここまで10勝10敗と互角の戦いも「1年間通すとローテーションの絡みとかもあるだろうし、決して阪神さんがうちを苦手意識してるとはオレは思ってないし、うちも逆に得意だっていうのは思ってないし」と得意にしている印象はない。「チャンピオンになった。来年からも胸を借りるという形の中で、目指すべきところ、個々の実力と個々の選手のレベルアップっていうのは、いいお手本として。『ほら見てみろ』と、『中野見てみろ』と、『森下見てみろ』と、というようなところを、うちの若い連中にはああいうふうになってほしい。『そうならないとやっぱり五分に戦えないよ』っていう感じではいっていきたい」と、上位を目指す来季の目標のチームとする。

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