<巨人11−10阪神>◇13日◇東京ドーム
阪神近本光司外野手(30)がアクシデントに見舞われた。3点を追う4回2死三塁の第3打席。
左腕横川の143キロ速球が、自身の左前腕付近に直撃した。今季2個目の死球。苦悶(くもん)の表情を浮かべながらも一塁へ向かい、プレーは続行した。直後には今季30個目の盗塁もマーク。22年以来3年ぶりの大台到達となり、セ・リーグ単独トップを走り続けている。
その後は守備にも就き、5回には空振り三振に倒れながらも打席を完了した。しかし直後の守備から中堅の守備に植田が入り、途中交代となった。
初回の第1打席では左前打も放ち、今季147本目の安打をマーク。セ・リーグの最多安打争いでも1位の小園を3本差で追いかけている。大事を取った交代だとみられ、次戦以降は状態を見ながら出場を判断する。藤川監督は「まだ分からない状況ですから」と話すにとどめた。
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