【世界陸上】混合1600mリレー日本“涙の予選敗退”一転進出決勝は8位「マイルに繋げたい」

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2025年09月14日 05:11  日刊スポーツ

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混合1600メートルリレー決勝 レース後、笑顔で記念撮影する左から吉津、井戸、今泉、松本(撮影・宮地輝)

<陸上:世界選手権>◇第1日◇13日◇東京・国立競技場◇混合1600メートルリレー決勝



混合1600メートルリレー予選で日本(今泉、井戸、吉津、松本)が“涙の予選敗退”から一転して悲願の決勝進出を決めた。


予選1組でアンカーの松本が6位から5位に順位を上げてゴール。23年にマークした3分15秒71を大幅更新する3分12秒08の日本新記録を樹立した。


予選突破条件は各組上位3カ国と4着以下のタイム上位2カ国。日本は全体9位で惜しくも予選通過を逃したと思われたが、2組のケニアの男子選手の足がレーン内側に出たと判定されて失格が決まり、レース直後のテレビインタビュー終了直後に繰り上げで決勝進出が決まった。


吉津は1度はインタビューで「正直、悔しいです。個人がレベルアップしないと」と涙を流したが、結果が一転すると「チャンスをもらえたので、あとはどれだけ出し切れるかだけです」と笑顔に変わった。


19年ドーハ大会から採用された同種目で初の決勝レースは、3分17秒53とタイムを落として8位に終わったが「1週間後のマイル(1600メートル)リレーにつなげたい」と今泉。松本も「(14日の)個人の400メートルは日本記録を更新できるように頑張りたい」と何よりの自信になった。【首藤正徳】

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