13日に開幕した世界選手権東京大会男子マラソン代表で、日本勢最高の11位に入った近藤亮太(25=三菱重工)が15日、レース後にX(旧ツイッター)を更新。初の舞台を振り返った。
近藤は「改めて世界陸上応援ありがとうございました。今の力は出しきれました」とまずはファンに伝えつつ「入賞が見えていただけに悔しい気持ちが強いですが、まずは世界の舞台に万全の状態で立てたこと、力を出せたことはこれからのマラソン人生の希望になります」と投稿。「常にもっと高く。さらに上を目指して頑張ります」とさらなる飛躍を誓った。
近藤は、今年2月の大坂マラソンで初めてマラソンに挑戦。初マラソン日本人最高記録の2時間5分39秒をマークして注目を集めた。
今大会でも序盤から先頭集団につき、31・5キロ地点でペースアップした集団から離されても粘り、先頭集団へついて2時間10分53秒を記録。初出場にして、日本勢トップの走りを見せた。
この投稿に、男子35キロ競歩銅メダリストの勝木隼人は「お疲れ様でした!現地に応援に行きましたが、終盤までレースの先頭でレースをしていて見応えがあって希望の見えるレースでした!朝から元気をありがとう」とねぎらいのポストを投稿。
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早稲田大競走部の花田勝彦監督も「昨日の女子より涼しかったとのことですが、それでもやはり夏のマラソンは大変です。その中で近藤選手の粘りの走りはすごかったです。2年前のプラハ遠征で一緒でしたが、そのストイックさは学生たちも学びが多かったです。お疲れ様でした!」と投稿するなど、陸上関係者やファンから多数のメッセージが寄せられた。
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