【バスケ】秋田3年ぶりV、ロースター9人満身創痍も「粘って戦った」前田顕蔵HC/東北カップ

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2025年09月15日 21:51  日刊スポーツ

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優勝カップとともに記念写真に納まるB1秋田の選手、コーチ陣たち(撮影・高橋香奈)

<東北カップ:秋田ノーザンハピネッツ78−69仙台89ERS>◇15日◇決勝◇岩手・盛岡タカヤアリーナ



秋田ノーザンハピネッツが仙台89ERSに勝利し、3年ぶりに東北カップ優勝を果たした。


第1クオーター(Q)終盤、この日チーム最多の17得点の中山拓哉(31)が連続シュートでたたみかけ22−10で終えると、第2Qもペースを譲らず、第3Q以降も粘りを見せる仙台に対し1度もリードを許さずに、熱戦を制した。


3連戦で迎えた決勝。けが人の影響もあり、ロースター9人。満身創痍(そうい)で挑みながらも戦い抜いた。前田顕蔵ヘッドコーチ(43)は「この苦しい状況で、自分たちのスタイルを変えた方がいいか悩みましたが…今シーズン自分たちが体現したいことをやろうということで、選手たちがまとまって、良さを出し合って40分間粘って粘って戦ってくれたことをうれしく思います」と選手らを労った。


4本の3点シュートを放ち勢いづけた田口成浩主将(35)は、「ひとりひとりの力を発揮すれば9人でも10人でも、こういう試合ができるということを今日証明できたと思います。全員が集まった時にもっともっと力が発揮できるところを皆さまにお届けしたいと思います」と駆けつけたブースターに向け、今季の健闘を誓った。

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