静内農業高校生産馬が320万円で落札 「一緒に夢を描けたらなという思い」/セプテンバーセール

　16日、北海道新ひだか町静内神森の北海道市場でサラブレッド1歳セール「セプテンバーセール」が行われ、北海道静内農業高等学校生産の「アツコの2024」(牝、父ミスチヴィアスアレックス)が上場された。

　150万円(税抜き、以下同)のお台付け価格からスタートしたセリは会場の複数から声がかかり、結果的には320万円で兵庫県の金岡信康さんが落札した。

　落札した金岡さんは「馬自身に魅力を感じたのはもちろんですが、高校生が一生懸命に育てた馬という事を知って一緒に夢を描けたらなという思いで落札しました。今の段階では中央競馬で使うか、地方競馬で使うかは未定ですが、とにかく怪我なく病気なく走り切って欲しいと願っています」と期待を寄せた。

　同校生産馬は、この日もう1頭(ナリタトップスターの2024＝牡、父カラヴァッジオ)が上場を予定している。