ＴＤＫ、国立競技場で内定式＝世界陸上会場で記念撮影

　電子部品大手のＴＤＫは１６日、陸上の世界選手権東京大会を開催中の国立競技場（東京都新宿区）で、２０２６年春入社予定の学生らを対象に内定式を開いた。約１２０人の参加者はグラウンドに降り、１００メートル走のスタート地点で記念撮影。特別な時間と空間を楽しんだ。

　ＴＤＫは世界陸上の第１回大会からスポンサーを務めている。メインディスプレーにＴＤＫのロゴが表示されると、参加者から歓声が上がった。

　アンドレアス・ケラー専務執行役員は「皆さんが入社し、さまざまな機会でお会いできるのを楽しみにしている」とあいさつ。参加した学生は「こんな立派な会場で式を開いてもらえて良かった」と笑顔で話した。別の参加者は「来年から社会人になるという実感が高まった」と語った。