陸上の世界選手権東京大会男子3000メートル障害で8位入賞を飾った三浦龍司(23=SUBARU)が16日、悲願のメダル獲得へ再出発した。レースから一夜明け、都内で契約するOnのトークショーに参加。金メダルのビーミッシュ(ニュージーランド)と対談し「ケニア勢、エチオピア勢、絶対王者…。いろいろな壁がある中で、それを崩していく選手が現れている。すごくモチベーションになるし、自分もそうなりたいと思える」と目を輝かせた。
前夜はラスト1周で一時3番手となったが、最後の障害物を越えた残り数十メートルで後続のセレム(ケニア)から右手をはたかれた。接触も失速の一因となった。世界陸連(WA)はレース後の16日午前1時過ぎ、三浦の抗議が棄却されたと発表。この日は「80〜85点。最後に勝ちきれなかったのがマイナス」と言い訳せず「いろいろなタイトルだったり、その時々でベストな目標を達成したい」と成長を続けていく。【松本航】
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 Nikkan Sports News. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。