「適性、状態の両面で推せる1頭」と絶賛 馬体派記者がオールカマーで推したのは
0
2025年09月16日 20:45 netkeiba

ホーエリート(9月10日撮影、(c)netkeiba) 元厩務員の経歴を持つ敏腕記者・スポーツニッポン田井秀一氏が15日、netkeibaTV『前走から一変! 好調馬体チョイス』に出演。21日(日)に中山競馬場で行われるオールカマー(3歳上・GII・芝2200m)出走馬の中から、馬体・状態が大きく変わってきた好走期待馬について解説した。
田井氏は目黒記念2着以来となるホーエリート(牝4、美浦・田島俊明厩舎)に対し、「常に毛づやを輝かせて見せる代謝のいい馬で、今回もメンバー随一の光沢感を誇っている」と高評価。「洗練されているのは随所に血管が浮き上がる皮膚だけでなく、前後躯のそれぞれの筋肉のパーツもバキッと張り出し、素晴らしい立体感」と褒めちぎった。
「昨年5月のオークス当時は、こぢんまり立っている印象だった」としたうえで、「今回はキ甲が抜けて後肢をスラッと伸ばして立つようになり、別馬のように馬体を大きく見せるようになっている。それでいて流麗な背中を中心としたバランスは崩れておらず、無駄肉のないステイヤー体形は健在」と絶賛した。父ルーラーシップ×母の父ステイゴールドは、今年の天皇賞(春)を勝ったヘデントールと同じスタミナ特化の配合。「例年のオールカマーのような4Fないしは5Fの持続的な末脚を求められる展開になれば、適性でも右に出る馬はいない。適性、状態の両面で推せる1頭」と期待をかけた。
Copyright(C) 2025 Net Dreamers Co., Ltd. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。