「褒めメール」はどんどん送って！企業やお店の「中の人たち」の本音が殺到「うちの会社も！」「送っていいんだ…」

「この商品が好きだ」「応援してる」の声を企業やお店に送ったところ、「中の人」から感謝のメールをもらった！という投稿がX（旧Twitter）で話題になった。

一方で、「お礼を期待してるみたいで気が引ける…」「わざわざ送って手をわずらわせたくないと思ってた」といった、ユーザー側の躊躇の声も多く見受けられた。

そんな中、製造業をしているという、みん酢（@ZndMie）さんが、「中の人」としての声をポスト。

投稿は336万以上表示され、6万以上のいいねがついた。

印刷して会社に貼ってる

「製造業してんだけど、こういう何気ない好きってメールとかでやる気出るからもっと送ってほしい。印刷して会社に貼ってるから」

＜みん酢さんのXの投稿より＞

みん酢さんのポストに対して、「うちの会社も貼り出してます！」「社内で共有してみんなでニマニマしてる」「モチベになるからもっと送って」といった、「中の人たち」からの共感の声が殺到。

みん酢さんに聞いたところ、みん酢さんが勤務する会社では、プリントアウトされた「褒めメール」は、社員全員の目に触れる「掲示板」に掲出されているそうだ。

「半年に1通ぐらいしかお褒めの言葉をいただく機会はないのですが、貼り出された際は、社員がニコニコしながら見ています」（みん酢さん）

今回ネット上で大きな注目を集めた「褒めメール」のムーブについて、「私の投稿を引用して、企業様のアカウントに対して感謝の気持ちを送られてる方も見受けられました。いい橋渡しになれて嬉しかったです。そして、さっそく私の仕事先にもお褒めのメールが届いていました。ありがとうございます！」と、みん酢さん。

「『感謝や褒めのメールや手紙を送ってもいいんだ……』といった投稿も見かけました。自分たちの仕事に対して、『ありがとう』や『好き』と言われて嫌な気分になる人はいないと思います。その一言で仕事のモチベーションが上がるので、仕事の分野に関わらず、あなたの気持ちをぜひ伝えて下さい」（みん酢さん）

＜以下、みん酢さんの投稿に対して寄せられた、さまざまなジャンルの「中の人たち」から寄せられた共感の声＞

「わかる。社内報に載せてる」

「飲食業も会議の時に回してた」

「会社に貼ってるし、朝礼とかでも取り上げられるよ」

「弊社には『お客様から来た嬉しい問い合わせやメール内容』を共有するための全社チャットがあります」

「コロナ禍の保健所でも、返送された酸素測るやつに労いのお手紙入ってることがあって、めちゃくちゃ貼り出してた」

「建設業、誰にも褒めてもらえなくて、年3件くらいHPにお礼のメールが届くらしいが、毎回支店長にも連絡され、支店内で超話題になってる」

「うちもオンラインショップで素敵な口コミがあった時、社内で共有してみんなでニマニマしてる」

「保育園・幼稚園もそうだよ～。今でも保護者からもらった手紙は全部取ってあるし飾ってるのもある。死ぬ時に一緒に入れて欲しいぐらい大切」

「情シスなんだけど、こういう何気ない『助かる』とか『便利』って声でやる気が出るからもっと送ってほしい。印刷して会社に貼るから」

「『つわりがひどくて2週間食べられなかったけど、あなたの店の○○が美味しくて、久しぶりに食事ができました』ってお礼メールが来た時は泣きそうになった。お名前のとこ隠してバックヤードに飾った。お客様からのお礼メールはどんな表彰状より嬉しい」

「接客販売してた時、お客様からのアンケートで褒めてもらえるのすごい嬉しかった！ほんまにめちゃくちゃモチベ上がるから、度々読み返してた」

（まいどなニュース／Lmaga.jpニュース特約・はやかわリュウ）