【世界陸上】久保凛の予選突破ラインは? 過去3年世界大会と比較…日本勢初の準決勝進出なるか

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2025年09月18日 16:33  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

世界選手権に初出場する久保凛(2025年7月撮影)

<陸上:世界選手権>◇第6日◇18日◇東京・国立競技場◇女子800メートル予選3組



女子800メートル日本記録保持者の久保凛(17=東大阪大敬愛高3年)が、ついに世界大会に初めて臨む。今日午後8時14分開始予定の予選3組に登場。3レーンで出走する。準決勝進出となれば、同種目日本勢で初の快挙となる。


56人がエントリーしている予選は、各組8人で争われる。組上位3着に入れば、その時点で準決勝進出が確定。4着以下の場合はタイム次第となり、全7組の4着以下の選手(計35人)の中でタイム上位3番目までに入れば進出が決まる。


久保の自己ベストは今年7月の1分59秒52。エントリーしている3組では上から7番目、シーズンベストでは6番目となる。


過去3年の世界大会の準決勝進出ラインは、22年世界選手権が2分1秒72(救済措置の選手を除く)、23年世界選手権が2分0秒92、24年パリ五輪が2分1秒54(敗者復活制度を適用)となっている。久保が予選を突破するには、日本記録相当のタイムが求められる。


女子800メートルは、400メートルトラックを2周する種目。日本はこれまで05年杉森美保、07年陣内綾子、22年田中希実の3人が出場したがいずれも予選敗退となっている。五輪では1928年アムステルダム大会で人見絹枝が銀メダルを獲得した。

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