【ロッテ】美馬学が引退会見「引退試合の話をいただき気持ちの整理ついた」30日古巣戦がラスト

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2025年09月18日 17:22  日刊スポーツ

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ロッテ対楽天 現役引退会見を終えたロッテ美馬は記念グッズを披露する(撮影・小沢裕)

ロッテ美馬学投手(38)が18日、ZOZOマリンスタジアム内で引退会見を行った。スーツ姿で登場し「私、美馬学は今年で15年間の現役生活の幕を下ろすことを決めました。本当にお世話になりました」と語った。


改めて15年間のプロ野球人生を振り返り、「振り返ってみるとあっという間で、本当につらいこともたくさんあったんですけど、なかなかなれない日本一にもなって、FAもさせてもらって2球団目に行けたりだとか、本当に幸せな思いをたくさんできたなと改めて思います」と語った。


引退を決断した理由については「決めたのは8月末から9月頭くらいで、最後けがをして、リハビリをしてなかなか良くならないときに球団の方といろんなお話をした際に引退試合をしてくださるという話をいただいて。気持ちの整理が付いたかなっていう感じですね。その時に引退しようと思いました」と明かした。家族にも報告し「妻からは『よく頑張ったね』と言ってもらって、自分としてもよく本当に頑張れたんじゃないかなと。子供はそんなに正直野球選手なんとかっていうのはなくて、『とにかく僕と長くいてくれる仕事なら何でもいいよ』と言っていました」と話した。


10年ドラフト2位で楽天に入団した右腕は通算266試合に登板し80勝88敗、5ホールド、防御率3・94。プロ1年目から23試合に登板するなど活躍し、13年には楽天の球団史上初の日本一に大きく貢献。日本シリーズMVPに輝いた。


19年オフに国内FA権を行使しロッテに入団。移籍1年目の20年には19試合の先発登板で10勝4敗、防御率3・95をマークし、4年ぶりのAクラス入りの躍進に大きく貢献した。


30日の楽天戦(ZOZOマリン)で引退試合が行われる。古巣との一戦となり「その試合を引退試合に選んでもらえたっていうので、ちょっと気持ちの整理っていうか、そんなにいい舞台を用意してもらえるっていうので、引退するっていう気持ちが整理できたのもある。本当にお世話になった両チームの前で最後投げている姿を見せられたらなと思います」と意気込んだ。

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