ロッテ美馬学投手(38)が18日、ZOZOマリンスタジアム内で引退会見を行い、周囲への感謝を語った。「妻からは『よく頑張ったね』と言ってもらって、自分としてもよく本当に頑張れたんじゃないかなと、その時に言ってました。子供はそんなに正直野球選手なんとかっていうのはなくて、『とにかく僕と長くいてくれる仕事なら何でもいいよ』と言っていました」と家族とのやりとりを語った。
ここまでの支えてくれた人については「家族の存在が大きいですね。でも、トレーナーさんだったり、医療関係者の皆さんに支えてもらったおかげで、このボロボロだった体をなんとか持たしてくれていたので、支えてくださった皆さんのおかげでここまでできたと思ってます」と深い感謝を示した。
母校・藤代高校時代の持丸修一監督(77)にも報告したという。「監督さんは『まだやれないか?』ということは言っていた。でも、僕の気持ちを聞いて、『本当によく頑張った。15年間、幸せだったな』と言ってもらいました。持丸監督と出会って勝つ喜びであったり、強いチームで戦うことをやれたことが今後の人生に関わってきたであろうし、本当に上を目指せたということは持丸監督の教えのおかげだと思うので、本当に感謝しています」と語った。
さらに、中大時代の監督だった高橋善正さん(81)についても言及。「善正さんには厳しく、優しく接してもらった。スタートとしては、大学3年生のときにオープン戦からずっと打たれていて、『お前、3年生なんだから次1点取られたらリーグ戦投げさせないぞ』って言われて。そのヒリヒリ感の中、成長できたっていうのもあって、そこから本当にずっと抑えることができて、リーグ戦に投げることができたり、そういう気持ちを高まらせてくれたのは善正さんだったかなと思います」と振り返った。
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