
■東京2025世界陸上競技選手権大会(18日、国立競技場)
【一覧】9月13日開幕『東京2025世界陸上』日程&出場選手
女子800m予選に日本記録保持者の久保凛(17、東大阪大敬愛高)が出場、組7着で予選敗退。この種目、世界陸上日本勢史上初となる準決勝進出とはならなかった。
序盤から最後尾につけていた久保はラスト200mで少し遅れたが、粘りの走りで残り10mで1人を抜き7着、予選敗退となったが世界の舞台で堂々たるレースを見せてくれた。
レース後、久保は「今回が初めての世界陸上となって、もうたくさんの人に囲まれて、もう走ること自体がすごく幸せ。幸せで本当に応援してくださった方々に、全員に感謝でいっぱいです」と涙をこらえて話した。
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「最初から想定していたレースプランとは全然いかなくて、前半から何もできなく終わってしまって、すごく悔しいんですけどもっと強くなって、この舞台に戻ってこようと思います」と力強く誓い「17歳で世界陸上が出れて、初めての世界陸上が東京っていうところで、すごく奇跡だと思いますし、これからにしっかり繋げて、今回の経験を無駄にしないようにしていきたいと思います」と前を向いていた。