<ソフトバンク3−2日本ハム>◇18日◇みずほペイペイドーム
日本ハムは痛恨の逆転負けで目指す逆転Vが遠のいた。日本ハム新庄剛志監督(53)は「いやぁ、いい試合だった。さすが1位、2位の試合っていう感じでした。まあ、負けはしたけど…ね、相手が強かった」と素直に首位ソフトバンクをたたえた。
勝負手が実らなかった。左内腹斜筋損傷で戦列を離れていた台湾の“火球男”こと古林睿煬(グーリン・ルェヤン)を1点リードの8回に投入も栗原に同点弾を浴びた。指揮官も「ボール悪くなかったんすよ、グーリンも。あそこでホームラン出ますか!? ってね」と嘆くしかなかった。
継投がはまらず、ソフトバンクに対してはシーズンの負け越しも決定した。ここから猛追して勝率で並んでも覇権を奪えない、さらに崖っぷちに立たされた。
リーグで一番、試合消化が早い日本ハムは残り10試合で、2試合多く残すソフトバンクに4・5ゲーム差。「何を言ったって10なんだから(笑い)。思いっきり、もう全力を出し切って。もう10勝って気持ちでやっていきます」。この日、3位オリックスが敗れて2年連続で2位以上は確定。ただ、昨季を超えるにはミラクル10連勝を目指すしかない。【木下大輔】
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