優勝マジック7のソフトバンクがリーグ連覇へ、今季最長9連戦でラストスパートをかける。20日からの本拠地オリックス4連戦の初戦は上沢直之投手(31)が先発。登板前日のこの日はみずほペイペイドームで約1時間の調整。チームは5連勝中で「この流れを切らさないで、継続できるように。1人1人集中して投げるだけかなと思います」と冷静だった。
好データが後押しする。自身は5連勝中で、移籍1年目の今季はここまで11勝(6敗)を挙げ、防御率2・66をマーク。さらに、対オリックス戦は通算81勝のうちカード別最多23勝(9敗)の好相性だ。チームも今シーズン同カード15勝3敗2分けで貯金12のお得意さま。それでも、右腕は「投げる前からいいイメージを持っている感じはどの試合もない」とキッパリ。3試合連続でのオリックス戦登板も「対策を練っているとか考え過ぎないように。どんどんストライクゾーンに突っ込んでいくだけかなと思います」と意気込んだ。
次カード以降はビジターで楽天3連戦、西武2連戦を控える。倉野信次投手コーチ(51)は「ピッチャー陣には最後(力を)振り絞ってもらう9連戦になるのかなと思います。とにかく目の前の試合をどう勝っていくかということ」と力を込めた。
2位日本ハムとは4・5ゲーム差。ホークスが圧倒的に有利な状況も、最後の最後まで気を引き締めて戦い抜く。
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