JR東日本、東神奈川〜大船間で横浜線E233系にATO導入 - 11/23から
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2025年09月19日 15:10 マイナビニュース

画像提供:マイナビニュースJR東日本横浜支社は19日、東神奈川〜大船間(京浜東北・根岸線)を走る横浜線の車両E233系に、横浜支社管内で初というATO(自動列車運転装置)を導入すると発表した。11月22日の初電から順次、使用開始するとしている。
東神奈川駅から横浜駅、桜木町駅、磯子駅など経由して大船駅に至る区間は、京浜東北・根岸線の列車に加え、横浜線の一部列車も直通運転を実施しており、ATOを導入する車両も横浜線から直通するE233系(8両編成)が対象となる。ATOの本使用開始に先立ち、9月下旬から一部の営業列車でATOを使用した走行訓練を実施する。
今回導入するATOに関して、2つのシステムを組み合わせることで、制限速度を超えずに自動で駅間を走行し、駅の定位置に停止させる運転方法へ変更するという。乗務員が運転台にある出発ボタンを操作することで列車が起動。自動で加速と惰行、減速を行い、次の駅で定位置に停止するまでの間、乗務員による加減速の調整は基本的に行わない。
列車が制限速度を自動的に守るためのシステムも採用しており、車両に搭載した装置が線路に流れる信号情報から制限速度を認識し、実際の速度を超えないように制御する。万が一、制限速度を超えた場合、自動的にブレーキが動作するしくみに。これらのシステムで加減速を調整するため、安定性の向上に加え、省エネかつ一定の乗り心地になるとのこと。(MN 鉄道ニュース編集部)
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