神奈川県警本部=横浜市中区 オンラインカジノで賭博をしたとして、神奈川県警は19日、賭博の疑いで、相模原署の20代男性巡査を書類送検した。「簡単にお金が稼げると思った」と容疑を認めている。県警は同日付で減給100分の10(6カ月)の懲戒処分とし、巡査は依願退職した。
送検容疑は3月17日〜6月8日、スマートフォンを使用し、海外で運営されているオンラインカジノで、国内外のサッカーの勝敗などに関して約500回にわたり計約250万円を賭けた疑い。
県警によると、別のオンラインカジノを巡る捜査で巡査が客として浮上した。交番での当直中にも125回賭けたという。
向井洋・神奈川県警監察官室長は「県民の皆さまに心からおわび申し上げる。職員に対する指導教養を徹底する」とのコメントを出した。