
帰省先の実家で、数十年ぶりに小学校6年生のときに書いた作文「超理想人生計画」を発見したNao Kiさん(@nokkgym)。そこには、学者を志し「コロンビア大学に入学したい」と語る壮大な夢が綴られていました。
「学者にはなれなかったな〜」という現在の自身とのギャップを添えて作文をThreadsに投稿したところ、「こんな風に堂々と書けるの凄い」「ご両親も嬉しかったでしょうね」といった温かいコメントが寄せられ、話題になっています。作文を読んだ妻が思わず爆笑したという、具体的な計画の内容とは。
作文と再会したのは帰省中のことでした。
「帰省したところ、父が片付け中に見つけたと言って手渡してきました。私は恥ずかしいのですぐに隠したかったのですが、目の前で渡されたため、妻が中身を読みたいとしつこくいうので、仕方なく妻に読ませました」
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手渡された作文のタイトルは「超理想人生計画」。
そこにはこう書かれていました。
「ぼくは、大きくなったら学者になりたい。そこで、ぼくの、学者としての『超理想人生計画』を教えよう。中学校に行ったら、理科をがんばって、科学が進んでいる高校に進学して、熱心に勉強をがんばる。そして卒業までに英語を学び、アメリカの、コロンビア大学に入学したい。そして勉強をして、日本に帰り、やさしくて、料理が好きで、自分と気が合う人と結こんして、研究を続ける。子供はかわいい子が3人くらいほしい。子供が巣立っていったら、自分とおくさんで、世界中を旅行したい」
子どもらしい素直な言葉でつづられつつも、小学生にしてはかなり具体的に描かれた人生計画に、妻も思わず爆笑していたそうです。
久しぶりに自分の作文を読んだ瞬間について、Nao Kiさんは、「恥ずかしい」と答えます。
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なぜ学者に憧れていたのかを尋ねると、「頭が良くないとなれない仕事として憧れを持っていたからだと思います」と振り返ります。
「小学生ですから、この作文を書いた次の日には学者の夢は忘れていたと思います」と当時作文を書きながら思い浮かんだ純粋な憧れだったそうです。
この投稿には、「可愛い作文ですね」 「こんな風に堂々と自分のやりたい事が書ける同級生を、小学生の時凄いなぁ!って思っていました」 「捨てないで取っておいて下さるご両親も読んだ当時嬉しかったんでしょうね」など、純粋な夢をのびのびと書き記した作文に、温かい声が集まっていました。
投稿内で「学者にはなれなかったな〜(遠い目)」とつづっていたNao Kiさん。
もしタイムスリップして作文を書いた小6の自分に会えるなら、何を伝えたいか。そう尋ねると、Nao Kiさんは「今の人生に満足しているため、何も言うことはありません」と、きっぱり答えました。
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小学生の頃に描いた未来とは違う道を歩んでいるNao Kiさん。Threadsには妻や娘との日々の様子が投稿されており、「今の人生に満足している」と言い切れる充実した人生を送っているようです。