<中日2−6ヤクルト>◇19日◇バンテリンドーム
中日中田翔内野手(36)の引退セレモニーには多くの球界関係者からメッセージが届いた。
球場には日本ハムの栗山英樹CBO(64)、稲葉篤紀2軍監督(53)がサプライズで登場し、花束を贈った。
稲葉2軍監督は日本ハム時代にともにプレー。直前にはVTRで登場し、メッセージを送った。
「翔、現役生活本当にお疲れさまでした。翔とはファイターズ時代、7年一緒にプレーさせてもらいましたけど、入った当初からオーラというか、人を引きつける力というか、そういうものを何か持ってるなとすごく感じてました。その中で18年、長く現役生活をやったわけですけど、ファンの方たちにたくさん応援してもらったと思いますし、たくさん迷惑も掛けたと思います。ぜひこの場で皆さんにちゃんと感謝をするようにしてください。翔の第2の人生、どうなるか分かりませんけど、翔らしく一途というか、芯をぶらさずに頑張ってください。また時間があれば食事に行きましょう。本当に現役生活、お疲れさまでした」
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中田は試合後の会見で、セレモニーでの涙について問われると「一番予想外だったのは、稲葉さんが僕より泣いてたっていう。ちょっとあれはずるいなっていう、本当に栗山さん、稲葉さん。僕にとってはね、本当にお父さんとお兄ちゃんのような存在の方で、そういう2人が忙しいにも関わらずね、こうやってわざわざ名古屋まで来てくれたっていう、本当に感謝の気持ちと、久々に顔を見られた時の、なんて言うんですかね、自分の中でちょっとこう、ホッとした部分というか。そういうすごく何か不思議なものがありましたし、ちょっとこらえることができなかったなというのはあります」と語った。
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