世界初とされる、アルバニアの人工知能(AI)閣僚の「ディエラ」(EPA時事) 【ベルリン時事】バルカン半島のアルバニアで、世界初とされる人工知能(AI)の「閣僚」が誕生した。公共調達を巡る腐敗の防止などに当たるといい、ラマ首相は「決定的な役割を果たす」と期待を寄せた。ただAIの仕様など詳細は明らかになっておらず、実効性は不透明だ。
アルバニア語で太陽を意味する「ディエラ」と名付けられたこのAIは、同国の伝統衣装をまとった女性の姿をしている。現地メディアによると、18日には議会で、モニターから演説し、「人に取って代わるのではなく、助けるためにここにいる」と述べた。