陸上女子100メートル障害で24年パリオリンピック(五輪)代表の田中佑美(26=富士通)が、20日までに自身のインスタグラムを更新。予選敗退となった世界選手権東京大会を改めて振り返った。
田中は「最強装備で行って難しいミッションに、錆びた剣一つで挑んだわけですが たくさんの応援が見えないバリアとなって、無事生きて帰って来れました」と独自の表現で書き出し「悔しさより虚無感が勝つ瞬間もあったけど、予選で落ちたことを嘆くのではなく、ファイナル進出ラインが気になる。準決勝の日の朝から、練習しようと思える。疲れたなって思ってたけど、まだまだ野心はご壮健のようです」とレース後の心境を告白。
「自分を信じ続けるのも、闘志を燃やし続けるのも 逆に、終わりを決めるのも難しい。それでも、いつも正解じゃなくていいから後悔のない選択をしたいし、せっかくやるんだから練習も試合も人生も楽しくやりたい!」と自身の考え方をつづり「心で一緒に走ってくださった方々ありがとうございました。私も皆さんのことを応援しています。まだまだこれから、よろしくおねがいします!」と締めくくった。
この投稿に、ファンやフォロワーからは「金メダル級の闘志と格好良さでした」「我々はみかたです!」「試合後のインタビューも含めて、感動しました」など、多数の応援とねぎらいのコメントが寄せられた。
23年ブダペスト大会に続いて2大会連続出場だった田中は14日、予選2組に出場し、13秒05で組6着。タイム待ちの状況になったが、組4着以下のタイム上位6人に入ることはかなわず、準決勝進出を逃していた。
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