【フィギュア】“ゆなすみ”運命のフリーは午後５時１分　五輪ペア日本初の複数組派遣へ最終調整

＜フィギュアスケート：ミラノ・コルティナ冬季五輪最終予選＞◇20日◇北京・国家体育館◇ペア公式練習

【北京＝松本航】26年ミラノ・コルティナ五輪のペア出場2枠目獲得を目指す愛称“ゆなすみ”の長岡柚奈（ゆな、20）森口澄士（すみただ、23）組（木下アカデミー）が、フリーに向けて最終調整した。

サブリンクで午前10時40分（日本時間同11時40分）から練習し、フリー曲をかけての通しでは3連続ジャンプやリフトなどを確認した。

前日19日のショートプログラム（SP）は4位発進。今大会で争われる五輪出場枠は「3」で、3位と1・17点差につけている。

ミラノ・コルティナ五輪に向けては、3月の世界選手権で優勝した三浦璃来、木原龍一組（木下グループ）の成績により、日本は1枠を確保。今大会で“ゆなすみ”が2枠目をつかめば、五輪のペアでは日本勢史上初となる複数組派遣が実現する見通しだ。

フリーは20日午後2時半（同3時半）開始。長岡、森口組は8番滑走で、午後4時1分（同5時1分）からの演技を予定している。