今秋、90年代「名作アニメ映画」のリバイバル上映が続々! 映画館ならではの映像・音響で楽しもう!

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2025年09月20日 18:00  BCN+R

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過去の名作が次々とリバイバル上映予定だ(画像はイメージ)
 秋といえば「芸術の秋」「読書の秋」「食欲の秋」など、さまざまな言葉が思い浮かぶでしょう。今年はずばり「名作アニメ映画のリバイバル上映の秋」。興行・企画元がプレスリリースを配信している作品は画像つきで、それ以外は画像なしでまとめてご紹介します。

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●1997年公開の『もののけ姫』VS『劇場版エヴァ』、SNS時代に再び!

 もともと春から周年企画を展開していましたが、7月25日に「新機動戦記ガンダムW -Operation 30th-」を公開するとたちまちSNSで話題となったアニメ『新機動戦記ガンダムW(ウイング)』。オルタナティブシリーズと呼ばれる「宇宙世紀」以外のガンダムシリーズのヒット作で、今年で95年4月のTV放送開始から30周年を迎えました。

 30周年企画として、9月5〜18日までの2週間限定で、98年8月公開のオリジナル作品を4K・HDR化し、最先端の映像処理技術を採用した「ドルビービジョン プロジェクションシステム」で上映されるDolby Cinema版『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 特別篇』も全国10館で公開。関東エリアは新宿・横浜など4館のみと少なかったこともあり、連日満席となるほどの人気だったそうです。

 同じくアニメ「エヴァンゲリオン」シリーズも今年で30周年を迎えます。そこで97年上映の『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生』から『シン・エヴァンゲリオン劇場版』までの計6作品を期間限定でリバイバル上映する「月1エヴァ EVANGELION 30th MOVIE Fest.2025-2026(以下、月1エヴァ)」が始まります。

 PCとインターネットが普及する最初のきっかけとなったマイクロソフトのPC用OS「Microsoft Windows 95」日本語版は、30年前の95年11月23日にリリースされました。その時、前述の『新機動戦記ガンダムW』とTVアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』はともに平日夕方(関東エリアの場合)にTVで放送されていたのです。95年は今の日本のアニメ・サブカルブームのはじまりの年といえるでしょう。

 さらに、宮崎駿監督の97年上映の大ヒット映画『もののけ姫』もリバイバル上映が決定しました。4KデジタルリマスターによるIMAX上映です。上映開始日は「月1エヴァ」の第一弾『新世紀エヴァンゲリオン シト新生』と同じ10月24日。ただし、上映館は「月1エヴァ」より多く、97年の初上映時同様、興行面ではスタジオジブリ作品が優勢です。

 また、押井守監督の『機動警察パトレイバー』『機動警察パトレイバー2 the Movie』『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 4Kリマスター版』もそれぞれ2週間限定で公開予定です。いずれも国内最大級の映画・ドラマ・アニメのレビューサービス「Filmarks(フィルマークス)」主催のリバイバル上映プロジェクトによる企画で、プロジェクト自体にも注目です。

 時間と場所の決まった映画館(シネコン)での鑑賞より、自宅で好きなタイミングで鑑賞したい方は、こうした過去の名作をひと足先に動画配信サービスで鑑賞してはいかがでしょうか?(配信状況やレンタル価格などは動画配信サイトによって異なります。スタジオジブリ作品は日本では未配信です)。

 日本の歴代映画興行収入第1位の前作を超えるペースで観客動員を続けているアニメ映画『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』も公開中。今年は新旧あわせて「アニメ映画」の秋ですよ! (ななしW)

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