<日本ハム8−7ロッテ>◇20日◇エスコンフィールド
日本ハムが今季ワーストの1試合4失策などで苦しみながらも、今季10度目のサヨナラ勝利で、なんとか連敗を2で止めた。
1回に3番水谷瞬外野手(24)の右前適時打で先制。2回は1番万波中正外野手(25)が押し出し四球を選んで1点。3回は5番清宮幸太郎内野手(26)と石井一成内野手(31)の適時打で2点と序盤で4点をリードした。
先発した達孝太投手(21)は3回までは無失点投球だったが、4回は上田に3号2ランを献上。その裏に5番清宮幸が満塁の走者一掃の適時二塁打で3点を取り返してくれたが、5回にも2点を失い、5回4失点で降板した。
6回からは2番手の宮西尚生投手(40)が登板したが、連打と自らのバント処理の失策で2死満塁のピンチをつくって降板。3番手の玉井大翔投手(33)は西川を三ゴロに仕留めたが、三塁手の郡司裕也捕手(27)が一塁へ悪送球(記録は失策)。2人の走者が生還し、1点差に詰め寄られた。
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さらに7回は4番手の畔柳亨丞投手(22)が2死無走者から寺地を二ゴロに仕留めたが、打球がイレギュラーして二塁手の石井がファンブル(記録は失策)。2死二塁から上田の遊ゴロを遊撃手の水野達稀内野手(25)もファンブル(記録は失策)。まさかの連続失策で同点に追い付かれた。
その裏の攻撃では先頭の石井が右翼へ三塁打を放ってチャンスメーク。新庄剛志監督(53)は1死三塁で水野のカウント2−0からの3球目にスクイズを仕掛けたが、沢村が外角へ外したスプリットを水野が空振り。代走五十幡亮汰外野手(26)が三本間に挟まれてアウト(記録は盗塁死)となり、勝ち越せなかった。
それでも8回は上原健太投手(31)、9回は斎藤友貴哉投手(30)が無失点に抑えると、9回2死から途中出場の山県秀内野手(23)が中堅フェンス直撃の二塁打で出塁。続く代打浅間大基外野手(29)が左越えにサヨナラ打を放った。
なんとか白星をもぎ取り、この日は首位ソフトバンクが敗れたため、ゲーム差を1つ縮めて「3・5」とした。
▽日本ハム浅間(レギュラーシーズンでは10年ぶりのサヨナラ打)「興奮マックス、アサマーックス! 横山投手もいいピッチャーなのは分かっていたので割り切っていこうと思いきり振りました」
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