<中日3−0ヤクルト>◇20日◇バンテリンドーム
中日が連敗を4で止め、岡田俊哉投手(33)、祖父江大輔投手(38)の引退試合を白星で飾った。
1回1死から7回まで無失点の高橋宏斗投手(23)が今季7勝目。9回は松山晋也投手(25)が締め42セーブ目を挙げた。
試合後の井上一樹監督(54)の一問一答は以下の通り。
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−岡田、祖父江の引退試合を白星で飾れた
「昨日、中田翔の引退試合がありましたけど、勝った試合で送れなかった。なので、是が非とも今日はどうしてもという気持ちもありました」
−岡田、祖父江にはどんな言葉をかけたか
「まず岡田には『お疲れさん』と。特別言ってませんけどね。『おい、ハグするか』と言ってハグしました。俊哉の時は、僕もコーチ新任ぐらいのころ、二軍監督になり立てのころぐらいに入ってきた新人で思い入れも深かったのでね。ちょっと僕もウルッときました。祖父江に関しては、(中村悠に)カーンとセンター前に打たれてピンチを作るというね。『お前らしいな』っていう。高校から出てきたばっかりの岡田、そしてオールドルーキーとして入ってきた祖父江。2人とも本当にかわいい後輩だったのでいい形で送ることができてよかった」
−岡林が3安打1打点、福永が2安打
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「岡林がやはり塁に出てもらわないと、うちは得点になりませんし。1番、2番が出塁してという感じだったので。そこのおかげで点数を取れたのかなと思います」
−連敗4でストップ
「毎日勝つつもりではいるんですけど、なかなか最近歯車がかみ合わないという試合で。僕らも勝ちたいという気持ちがありながらも見てくださっているファンの方がやきもきしていたでしょう。残り少ないので全部勝つためにはどうしたらいいかということを絞りながらやりたい」
−明日は本拠地最終戦
「明日もきっと満員でしょうから。最後いい形でみなさんが気持ちよく帰れるような試合をしてホームゲームを締めたい」
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(ペン)
−高橋宏が好投
「四球を出すところからほころびが出るタイプなんですけど、今日はそういったのが見えなかったのでよかった」
−最多奪三振も狙える
「本人は数字上は気にはしてるだろうし、こちらからあおることなく、本人が意識するなら、存分に意識しても構わない」
−福永が19打席ぶり安打
「打ちゃいい形になるだろうし、打たなかったらなんで2番だってなるだろうし。打撃コーチの推薦もあり『そこが一番しっくり来ます』ってことなので。あれだけずっと休んでたので、少しでも試合に出たいと思うだろうし、少しでも打席に立ちたいと思うだろうし、残り試合だって『全部出たい』って気持ちがあってほしいし、少しでも取り返す気持ちが最後の最後まであってほしい」
−2人の引退試合で無失点勝利
「最近は先発がふがいない部分があったので、宏斗がよくやってくれた」
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