【世界陸上】リレー侍メダルの大チャンス!国記録は米国に次ぐ2番手、しかも強豪3カ国が敗退

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2025年09月20日 21:37  日刊スポーツ

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400メートルリレー予選 決勝進出を決め笑顔を見せる、左から小池、柳田、桐生、鵜沢(撮影・足立雅史)

<陸上:世界選手権>◇第8日◇20日◇東京・国立競技場◇男子400メートルリレー予選2組



日本の「リレー侍」が400メートルリレー予選に臨み、38秒07の3着で決勝進出を決めた。


1走の小池祐貴(住友電工)が飛び出して、流れをつくる。


2走の柳田大輝(東洋大)はバトンパスで伸ばした手が一度は空振りしたが、すぐにつかむ。


3走の桐生祥秀(日本生命)は得意のコーナーを走り抜けた。


アンカーの鵜沢飛羽(JAL)は、バトンを受けた段階で3番手。後続の追い上げを阻み、2番手に迫る勢いでフィニッシュした。


日本のタイムは38秒07。2組3着、全体では5番目のタイムとなった。


1組では強豪ジャマイカがバトンを落とすミスで敗退。


また2組では、100メートルファイナリストのシンビネを要する南アフリカ、そしてナショナルレコード37秒36を誇る英国もバトンがつなげず、敗退した。


日本にとっては19年大会以来のメダル獲得に向けて、大チャンスが訪れた。


予選全体のタイム順は以下の通り。()内は、ナショナルレコード。


<1>ガーナ 37秒79(37秒79)


<2>カナダ 37秒85(37秒48)


<3>オランダ 37秒95(37秒87)


<4>米国 37秒98(37秒10)


<5>日本 38秒07(37秒43)


<6>ドイツ 38秒12(37秒97)


<7>オーストラリア 38秒21(37秒87)


<8>フランス 38秒34(37秒79)


決勝の顔ぶれは米国が頭ひとつ抜けているが、バトンパスに不安がある。


それ以外はどのチームが勝ってもおかしくない。


日本はナショナルレコードで米国に次ぐ2番手。


お家芸のバトンパスで前半からリードを奪えば、表彰台は可能な位置にいる。

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