ヘディングシュートを放った鎌田[写真]=Getty Images
プレミアリーグ第5節が20日に行われ、ウェストハムとクリスタル・パレスが対戦した。
鎌田大地の所属するクリスタル・パレスは、ここまで3試合がリーグ戦で勝ち点「5」を獲得。前節はサンダーランドに勝ち切れなかったが、鎌田は決定機を作り出し、積極的にミドルシュートを放つなど存在感を発揮した。16日に行われたカラバオカップ3回戦ミルウォール戦ではPK戦に勝利し、4回戦へと駒を進めている。
ウェストハムの本拠地『ロンドン・スタジアム』に乗り込んだ一戦で鎌田はシャドーのポジションで先発出場を果たす。序盤から拮抗した流れで試合が進むと、31分に鎌田にチャンス。ジェレミー・ピノのヘディングの折り返しに鎌田も頭で合わせるも、惜しくもシュートは枠に飛ばなかった。
そして迎えた37分、鎌田がCKから得点を演出。一度はバーに阻まれたものの、エースのジャン・フィリップ・マテタが押し込み、クリスタル・パレスが先制する。前半アディショナルタイムにはウェストハムが決定機を作り出すも、クリスタル・パレスDF陣が必死に戻りクリア。クリスタル・パレスのリードで試合を折り返す。
後半に入り、ウェストハムがCKからすぐさま同点に追いつく。ゾーン守備を敷くクリスタル・パレスに対して、ニアサイドに走り込んだジャロッド・ボーウェンが、ヘディングで合わせ試合を振り出しに戻す。
ウェストハムの時間帯で推移していくが、再びクリスタル・パレスが前に出る。アダム・ウォートンのクロスに鎌田が反応。そのこぼれ球にタイリック・ミッチェルが右足のボレーで決め切った。
その後、スコアは動かず、クリスタル・パレスが敵地で逃げ切りに成功。鎌田も シャドーからボランチにポジションを変更しながらフル出場を果たした。
【スコア】
ウェストハム 1−2 クリスタル・パレス
【得点者】
0−1 37分 ジャン・フィリップ・マテタ(クリスタル・パレス)
1−1 49分 ジャロッド・ボーウェン(ウェストハム)
1−2 68分 タイリック・ミッチェル(クリスタル・パレス)