歴史的な建造物や自然に恵まれ、温泉をはじめとする観光資源も豊富な福島県。県内には、特色ある教育や進学実績などにより、優秀な生徒が集まる公立高校も少なくありません。
そこで、ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、福島県在住の50代を対象に「優秀な生徒が多いと思う福島県の公立高校」というテーマでアンケート調査を実施しました。
地元の50代から支持を集めたのは、どの公立高校だったのでしょうか。さっそくランキングを見ていきましょう!
第1位には、得票率19.7%で2校が並びました。1校目は「福島高校」です。
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福島市にある福島高校は、1898年に開校された「福島県第三尋常中学校」を前身とする県立高校です。自律創造の精神と主体的学習の伝統のもと、「新たな時代に対応できる高い知性と豊かな人間性、健やかな心身を育むことにより、次世代を担い国際社会に貢献できるトップリーダー」の育成を目標としています。
自ら学ぶ力や多角的な考え方、実践力の育成を目指し、課題研究や教科学習における探究的な学びを推進。文部科学省から4期目となるスーパーサイエンスハイスクールに指定されているところも魅力です。2025年度の大学入試では、国公立大学は新潟大学・東北大学・福島大学、私立大学は明治大学・法政大学などを中心に、多くの生徒が現役で合格しました。
同率で「安積高校」も第1位に輝きました。
郡山市にある安積高校は、1884年に創立された「福島中学校」を前身とする県立高校です。「開拓者精神」「質実剛健」「文武両道」の精神のもと、全人教育を目指して知・徳・体を錬磨し、次代を担い人類に貢献できる、志高く有為な人材の育成を目標としています。
中高一貫教育校で、文部科学省指定のスーパーサイエンスハイスクール事業のもとSTEAM教育を推進し、難関大学の総合型選抜などにも対応できる力を養っています。また、授業第一主義を掲げ、内容の深堀りやアクティブ・ラーニング型の授業を採用することで、生徒の主体的・協働的な学びを推進。独自の「安積セミナー」や「大学見学会」など、進路に対する意識を高める取り組みが多いところも特徴です。2025年度の大学入試では、国公立大学は東北大学・福島県立医科大学、私立大学は東洋大学・法政大学などを中心に、多くの生徒が現役で合格しました。
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