
各種コラボや季節にちなんだぬいぐるみマスコットの発売など、ちいかわファンにとって「ちい活」に休みはありません。そんな中、予算やスケジュールの都合で、買い時を逃してしまったアイテムは数多くあるはず……。今回は、ちいかわグッズの中でも、買い逃しがちな「玩具」を中心に、今だからこそ手に入れたい、おすすめアイテムを紹介します。
●入手しやすい「再販」のタイミングを狙おう
ちいかわグッズの入手は、基本的には発売日が勝負で、特にコラボなどの限定グッズは、熾烈な争奪戦が展開されます。一方、限定品ではないアイテム、中でも「玩具」は、発売日こそすぐに売り切れてしまう傾向もありますが、再生産などのタイミングでは在庫が十分確保されることが多く、しかも値引きされるケースがあります。入手が容易で価格も安いとなれば、そのチャンスを逃す手はありません。
そのほかの入手が容易なアイテムとしては、「文具」があります。ちいかわの文具は、バンダイナムコグループのサンスター文具や、ファンシーグッズの老舗であるカミオジャパンなどから発売されており、実用的で魅力あふれる文具が揃っています。大手や老舗ですので、流通や生産体制、在庫管理などに理があるのでしょうか。街のファンシーショップや文具店などでよく見かけられるので、探してみてもいいでしょう。
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価格もリーズナブルで、入手も比較的容易なのが、100均などで販売されているランダムグッズです。高年齢層にはなつかしい、キャラクターカードを中心に扱っていた「アマダ」を母体とする「エンスカイ」の商品が中心となっています。シールコレクションや、シールガム、スタンプコレクション、ケース&シールなどがあり、見つけた際にはおみくじ感覚で購入するのもおすすめです。一方、突如として現れる100均専用アイテムには注意が必要です。主に「インテリアミニフィギュア」でおなじみの株式会社エイコーの商品で、どれも品質が良く、かわいいグッズが揃っており、逃さず入手したいアイテムです。こちらは発売が予告されることが少なく、再版のタイミングもつかみにくいので、100円ショップをこまめにチェックしたり、X(旧Twitter)での日々の情報収集が欠かせません。
逆に「罠」ともいえるのが食玩です。ものによっては発売即完売のようなケースもあり、出来がいいアイテムが多く、「後で買えばいいや」と思っていると次の日には売り切れていることも多い、非常に悩ましいグッズです。ただし、食玩は再販に希望がないわけではないので、食玩を多く発売している、バンダイナムコの食玩の公式サイトに登録しておけば、お気に入りキャラクターの情報がメールで送られてくるので、登録しておけば再販の情報もゲットできます。
●あのおしゃべりぬいぐるみが入手しやすく|バンダイ はなしをきいて たくさん叫ぶよ! おしゃべりうさぎ
希望小売価格が7150円(税込、以下同)と、なかなか手を出しづらいバンダイ「はなしをきいて たくさん叫ぶよ! おしゃべりうさぎ」が、現在比較的入手しやすくなっています。発売時には店頭でも完売が多く見られましたが、現在はAmazonなどでも容易に入手できるようです。
「はなしをきいて たくさん叫ぶよ! おしゃべりうさぎ」は、ちいかわ、ハチワレに続いて登場した、おしゃべりぬいぐるみシリーズの「うさぎ」。うさぎは日本語を話すことがないキャラクターでありながらも、たっぷり60種以上ものボイスを収録。ぬいぐるみとしての造形もクオリティが高く、ディスプレイ用のぬいぐるみとしてもおすすめです。
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「ヤハ」「ウラ」といった作中での印象的なセリフが聞ける「大声でおしゃべりモード」や、話しかけると「フゥン」「ハァ?」といった定番の相づちをうってくれる「おへんじモード」、もぐもぐ音が聞ける「たべさせモード」などを切り替えながら、奇天烈なうさぎボイスをたっぷり楽しめます。
2025年9月17日時点でAmazonでは約5200円で販売されています。定価より2割ほど安価となっているので、狙っていたファンにとってはまさにチャンスと言えるでしょう。同シリーズのちいかわは約4400円、ハチワレが約5000円となっており、3体そろえたいと思っていたには、さらなる大チャンス。最新のモモンガも約5000円と、うさぎ発売後のプレミア価格を考えればどれもだいぶ入手しやすくなっています。
●ゆめの「ハウス」の圧倒的な値引きに驚愕|セガフェイブ ゆめのむちゃでかおしゃべりプリンハウス
玩具らしい玩具といえば、あのドールハウスが思い浮かびます。小物や人形の組み合わせで多彩なおしゃべりが楽しめる「ゆめのむちゃでかおしゃべりプリンハウス」も非常に入手しやすくなっています。こちらは発売時から安定して入手がしやすいアイテムでしたが、値引き率が凄いことになっています。
プリンハウスの希望小売価格は7700円。2025年9月17日時点でのAmazonでの販売価格はなんと約3800円と半額程度になっています。シリーズのそのほかのアイテムも、「ちいかわのおうち」が希望小売価格4400円のところ約2700円などとなっています。オプションセットも希望小売価格から半額程度になっているものもあります。狙っていたアイテムがある方はもちろん、一気にコンプリートしたい方も、まさに今がチャンスと言えるでしょう。
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●軒並み価格が下がっている小型ゲーム機|タカラトミー ちいかわ カメラでヤーッ!!
今回紹介しているようなデジタルトイは、もともとの希望小売価格が比較的高額な商品です。そんな中で最も手が出しにくかった小型液晶ゲーム機も軒並み価格が下がっています。
まず、2023年8月5日というかなり早めの時期に発売された「ちいかわといっしょ」ですが、希望小売価格は7150円、ネックストラップのついた「DXセット」が8470円です。2025年9月17日時点でのAmazonでの販売価格は通常版が約3800円、DXセットが約4300円からと半額近くになっています。
カメラ型の液晶トイで、カメラを使った遊びもできる「ちいかわ カメラでヤーッ!!」も、破格の安値で入手できます。希望小売価格は7150円ですが、Amazonでは現在、パープルが約2200円となっています。液晶トイが、同じく悩ましい価格の「ぽてたまぬいぐるみ」シリーズよりも安く買えてしまうのには驚きです。
一方、スマホ型トイの「ちいかわフォン」の値引きはおとなしく、希望小売価格が1万3750円のところ、Amazonでは約1万1400円となっています。ちいかわフォンは、タッチペンを使った多彩な遊びが楽しめるほか、みみアクセの交換ギミックなど、凝った機能が多く、比較的高い人気を保っているのかもしれませんね。
パソコン型ラーニングトイ「ちいかわラーニングパソコン」もだいぶ手が届きやすくなっています。もともとの希望小売価格が1万9800円と高価で、これならばぬいぐるみやアパレル商品を複数買ったほうが……と迷うような価格。現在はなんとAmazonでは約1万1000円で購入できます。それでも高価であることに変わりはありませんが、半額程度と考えれば、購入の選択肢に上がってくるのではないでしょうか。