入院中、フリーマーケットアプリで商品を購入したときのエピソードが「泣いた」「素晴らしい」とThreadsで話題です。まさかの同梱物が注目を集め、投稿は記事執筆時点で200万回以上表示されています。
写真を投稿したのは、島根県在住のバイオリニスト・齋藤愛（@ai.saito.1412）さん。がん治療のため入院していた齋藤さんは、フリマアプリ大手「メルカリ」でユニクロのトップスを購入しました。
すると、トップスの出品者さんから商品と一緒に、手紙とハンドクリームが届きました。手紙を読んでみると、出品者さんの家族のうち3人が同じ病気で治療していたことに触れた上で、「心身ともに奮いたたせる毎日かと私なりにお察しし、ひと息つけるお手伝いになったらいいなと思い、選んだものを同封いたします」と書かれていました。
さらに、出品者さんはかえって負担に感じさせてしまうことを心配しつつ、「私の勝手をお許しください。気持ちが伝わると嬉しいです。どうかご自愛ください」と結んでいます。
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まさかの温かいメッセージと心遣いに齋藤さんはびっくり。どうやら、メルカリで出品者になることもあるためプロフィールに記していた「入院中のため発送遅くなります」という一文を出品者さんが見ていたようです。
現在でもがんの闘病生活で入退院を繰り返している齋藤さんが「ご縁に感謝、人の優しさに触れた瞬間でした」と紹介したエピソードに、Threadsでは「なんていい話」「涙が出ちゃう。優しい人だ！」「わ〜！ ほっこりエピソードですね」「文章の言葉選びから聡明さが垣間見える。とてもすてきな方でしたね」「このハンドクリームを使うたびに、心が温まるんだろうなぁ」「世の中も捨てたもんじゃないなと思える」といった声が寄せられました。
投稿への反響を受け、齋藤さんは「気持ちが暗くなるニュースが多い中、見返りのない優しさが伝わって、読んだ人が少しでも温かい気持ちになってくれればうれしいです」と伝えています。
なお、今回のケースでは出品者さんの善意が良い形で伝わりましたが、メルカリの規約では原則的に出品物と異なるものの同梱は勧められていないので、その点には留意してください。
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