<日本ハム7−2ロッテ>◇21日◇エスコンフィールド
日本ハム加藤武治投手コーチ(47)が試合後、22日ロッテ戦(エスコンフィールド)でエース伊藤大海投手(28)をプロ入り後初の中4日で先発させる理由を明かした。
「今、ホークスとこういう状況になってしまって、直接対決で勝つことプラス、やっぱり他に取りこぼしっていうか、他にも絶対勝たなきゃいけないっていう状態、状況になったので、こういう選択。エースを数多くゲームに投げさせるっていう選択ですよね。本当に23日、明後日投げさせて30日っていう選択肢も当然(考えていた)。(現状で伊藤が)30日(に先発しないこと)がないってわけじゃなくて、あと残りの何試合ですか…っていう中で、やっぱ数多くちょっと大海に投げてもらって、チームに勝つチャンスを与える。本当に、作戦としてはそういうことなのかなと思いますね。直接も倒さなきゃいけないし、他でもしっかり勝つ。もうほとんど全部勝たなきゃいけない状況なんで、こういう選択をしたっていうことですね」
日本ハムはロッテに連勝し、首位ソフトバンクとのゲーム差を2・5に詰めた。それでもチームは残り8試合で、ソフトバンクとの直接対決は敵地で30日に戦う1試合しかない厳しい状況。22日に伊藤が先発し、次戦以降も中4日や中5日で回るならば、残り8試合で3度の登板が可能となる。加藤投手コーチは「(伊藤が)前の仙台の登板前に、僕らと監督といろいろ相談しまして」と今回のプランを立てていた。
新庄剛志監督(53)も「勝つため。勝つために、やるだけです」と話した伊藤の中4日プランは奇跡の逆転Vへ向けた勝負手となる。
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「やるべきことというか、打てる手はちょっと打って。やっぱり14勝してるピッチャーなんで、無理はちょっとさせてしまうんですけども、負担かけてしまうんですけど、ちょっと大海に頑張ってもらってっていうところです」
加藤投手コーチも新庄監督と思いは一緒だ。
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