



大家さんは私とヒロナリの両方に連絡していたようです。大家さんの焦った様子にヒロナリは「ただごとじゃない」と感じ、カガワさんの家へ行く前に義妹と義母にも状況を伝えていたと言います。義母は最近の私がカガワさんのお世話を拒否していることなども指摘してきました。義母とヒロナリの交わす短い会話の中で、2人の力関係が見えました。





「もう結構です。離婚します」そう言い残して、私は家を出ました。ヒロナリと義母は突然のことに唖然とした様子でした。その後、ヒロナリと何度か話し合いをしましたが私の気持ちは変わらず、離婚。
私は懸命に働き、お金を得ることで、世間から「人並み」と認められた気がしたのです。でも年を重ねるにつれ、寂しさが募りました。


義母の訪問を機に、私は限界を迎えました。
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しかもヒロナリは私を守る素振りを見せません。そんな扱いに耐えかねた私は「離婚します」と告げて家を出ました。
結婚に求めた家族の温もりは、私には得られなかったです。けれど今は、まわりの価値観に左右されるのではなく、自分の気持ちに正直に生きていきたい。そう思えるようになったことが、何よりの救いです。
原案・ママスタ 脚本・rollingdell 作画・うーにゃ 編集・石井弥沙
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