<お葬式前のトラブル>体型が変わって喪服が入らない!ブラックフォーマルって買い替えてる?

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2025年09月21日 19:30  ママスタセレクト

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みなさんは喪服を持っていますか? 頻繁に着るものではないので、最後に着たのは何十年も前というママもいるかもしれませんね。
『ブラックフォーマルって、今までに何回買った? 私は3回。1着目はパンツスーツのセット(11号)。2着目はワンピース+ジャケット(9号)。3着目はワンピース+ジャケット(13号)。最初のものは処分したので、手元にあるのは、9号と13号のみ。今のジャストサイズの11号も買いたいけれど、たまのことだし……と思って今のところ買っていない』
今が11号で手持ちの二着のちょうど中間のサイズのため、どちらを着ても「なんとなくしっくりこない」とモヤモヤが残る投稿者さん。他のママたちはどうしているのだろう? と思ったそう。この投稿にさまざまな声が寄せられました。

複数回買うのは当たり前?体型の変化に合わせて購入するママたち



「私も3回買いました!」「20歳から40歳までで、9号→11号→13号→15号と着実に成長中。全部取ってあるよ」とママたち。サイズの変化に応じて買い替えをしている人は意外と少なくなく、とくに30代以降で「今までの喪服が入らない!」と慌てて新調するケースが目立ちました。
『成人したときに9号を。40代に入って太り、15号の膝丈のロングワンピースとボレロを買いなおした』
『祖母の葬儀のときは着物を。義父の葬儀のときにサイズが合わなくて、急遽買った。父の葬儀のときに着物を着ようとしたら、夏だったから葬儀屋さんに止められたわ』
『3回。旦那の叔父さんが亡くなって11号を着ようとしたら胸が半分入らず、急遽買おうかと思っていましたが、旦那が「俺だけ行くよ」と言ってくれたので不参加』
お葬式は突然訪れるもので、前もってタイミングを知ることはできません。また喪服は普段使いの服と違って目に入るところに置いておらず、サイズの確認をしていない場合もありますよね。もしものときになって、喪服に袖を通して「あれ、前ボタンが止まらない!」と焦る人もいるでしょう。喪服は決して一生モノではないようです。ライフステージごとに必要に応じて更新していくものなのかもしれません。

デザインの古さと、季節による違い


買い替えの理由としてもうひとつあったのが、「デザインが若すぎるから」というもの。
『18歳で買った1着目はデザインが可愛い感じで、おばさんには合わないから40歳のときに買った』
喪服のデザインは流行に左右されないように見えて、実は時代によって変わっているものもあるようです。そしてもうひとつ、気になるのが「季節問題」。「真夏の葬儀は本当にツライ」という声もあり、「夏用」「冬用」「春秋用」と、季節ごとに使い分けているママもちらほら。
『結婚後、真夏の灼熱のなかで告別式に参列することになって夏用を買った。3回目は最初のワンピースでは喪主側の手伝いのときに動きづらいから、春秋冬用を買った』
『夏用を買ったよ。母と祖母が夏に亡くなっているので、今後も法事で着る機会はあると思う。1月に義母が亡くなったときは通夜と告別式で別々のものを着た』
「夏用があるといい」と投稿者さんも同意します。「冬もツライけれど、最近の気候だと夏も地獄……」とのこと。夏と冬とではかなり温度差がありますよね。喪服も一着でオールシーズン対応は限界があるのかもしれません。

前ファスナーは必須アイテム!?年齢とともに重要に


「若いときには問題がなかったけれど、年とともに体が固くなって、後ろのファスナーに手が届かなくてビックリした」と投稿者さん。投稿者さんと同様に、背中では届かず「前ファスナーの喪服」を勧めるママがいました。
『2回。今はワンピースにボレロがついた前ファスナーのものを買って使っている(13号)。一応後ろにファスナーがついた11号も残してあるけれど、入らないし捨てようかな』
ほかにも、「これから買う予定の人には全力で前ファスナーをおすすめしたい」とのアドバイスも。喪服は急な場面にひとりで着る必要があるアイテム。だからこそ、着やすさが何より大事なのかもしれません。

喪服を買ったことがない人もいる


一方で「一度も買ったことがない」という人もいました。
『亡くなった母の喪服が入らなくなって捨てて以来、必要になったことがない。親戚付き合いがないからなぁ。今どきは会社の人の葬儀にも行かないし』
たしかに葬儀の形も年々変化してきており、家族葬が広まった現在、身内だけで執り行われるケースも少なくないのでしょう。「喪服を買う必要がないまま人生が過ぎていく」という人も、今後は増えていくのかもしれませんね。

家族で着まわすのもあり?


母と娘で喪服を共有しているという声もありました。「若い頃に買った7号のワンピースとジャケットのセットを、娘にあげた」とのママも。
『母に3着もらったからそれで済んでいる。体型が同じで助かる。ついでに大学生になった娘とも共用』
『2回。でも家に三着ある。私よりふくよかな妹のお下がりが一着あるので。そして二着目は私が着られなくなったので大学生の娘用になりました』
ブラックフォーマルは高価で使用頻度も少ないもの。だからこそ、「家族でうまく着まわせる」ことが理想かもしれませんね。

ブラックフォーマルは“人生の写し鏡”



「喪服」は、単なる“葬儀用の服”という以上に、その人の人生と共に歩んでいるアイテムなのかもしれません。若い頃に買った9号から、出産後の13号、そして更年期に向けて15号……。悲しみの場面を共に過ごした思い出や、体型の変化と向き合った苦い記憶も、その一着一着に刻まれています。
背中に手が届かない、座ると膝が見えるようになったなど体の変化は避けられません。年齢とともに、着やすさが何よりの正義になる日がやってくるのでしょう。悲しみの瞬間に着る一着。そのときになって焦るよりも、気づいたときにじっくりと選んでもいいのかもしれません。

文・岡さきの 編集・佐藤さとな イラスト・カヲルーン

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