【中日】2ランの石伊に井上監督「絶対まぐれだ」も「随所に非凡なもの見せてくれた」/一問一答

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2025年09月21日 19:51  日刊スポーツ

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中日対巨人 井上監督(中央)は本拠地最終戦セレモニーであいさつを終え一礼する(撮影・森本幸一)

<中日5−2巨人>◇21日◇バンテリンドーム



中日が巨人に勝ち、連勝で今季本拠地最終戦を締めくくった。


試合後の井上一樹監督(54)の一問一答は以下の通り。


−先発の大野が初回にいきなり4連打で2失点


「バンテリンドーム最終戦ということで、最後にセレモニーがあるということも分かっていたし、『しらけた感じのセレモニーにならんようにいい試合を』っていうふうに思っていたところであの4連打。チーンってオレ、なったけど。その後、(6回まで追加点を与えず)立て直してくれたかなと思います」


−1回に上林の本塁打ですぐに1点を返せた


「そうだね。誠知(上林)も最近ちょっと打っていなかったんだけど、1本のホームランがすごくみなさんを喜ばせてあげられる1本だったし、『いけるぞ』という雰囲気を出してくれたので。大きかったと思います」


−2回に石伊も3号2ラン


「まぐれだな。絶対まぐれだ。でも、オレはあいつに関しては、残りの試合も少ないけど、それも踏まえて来年は秋から春にかけて鍛え上げてというような気持ちがある中で、そういう非凡なものを随所に見せてくれたなという評価はしています」


−盗塁阻止もあった


「そうそうそう。そういったところはね。なかなか肩というのは鍛えて鍛えて強くなるものでもないし、持っているものは、人が一目置くような送球ができるので。そこは認めた上での話なんだけど」


−松山が巨人マルティネスとセーブ数1差に迫った


「1個少ない感じ? 可能性がある以上は晋也も株を上げる意味でも、あと6試合の中でそういうシチュエーションになった時には投げさせるつもりでこちらはスタンバイはさせておきます」


−テラス席設置前の最後の試合だった。来季の違いは


「はっきり言って来季できたものを見ないことには『ああ、やっぱりこれくらい違うんだね』っていう(ことが分からない)。こちらの想像で今も『この打球は来年入ってんだろ』とかいうようなことを言ってはいるんだけど。百聞は一見にしかずじゃないけども、1回とりあえず見てから。中距離だったら長距離になれる可能性あるなとか、ベースヒットしか打てないやつでもチャンスあるんでないの、っていうようなものがもしあるなら、ちょっと野球が変わることもできるのかなと思っています」


−あいさつの中で10月までという話もあったが


「オレ何しゃべったかあんまり覚えてない。『10月いっぱいまで頑張ろうぜ』っていう?」


−来季そのためにこれからどんなことを鍛えたいか


「もちろん昨年の自分のことをまず言えば、昨年は2軍レベルで選手たちを知っているっていう。1軍レベルになると対戦ピッチャーであったりレベルが上がってくるという中で、どれくらいのパフォーマンスができるかは、それぞれのものを自分の中で把握しているつもりなので。それを生かすためにはどうしたらいいかっていう。それを伸ばすためにはどうすればいいかっていう。その欠点をなくすためにはどういう練習をした方がいいのかっていうことを模索しながらという形には、たぶん秋も春も。それはビジョン的には思っています」


−今季「どらポジ」だった選手は


「晋也(松山)は筆頭で、あと上林も今思えば、春のキャンプ練習量を考えたらたぶんNO・1。1番、野手の中ではやっていた。当時はまだレギュラーとしてオレも考えていなかったところで、今年ある意味レギュラーの座をつかんだことを考えれば、今でもヌボーッとしているところはあるけども、『何か殻を破れ』『変われ』と言った中で変わろうとしたということはすごく上林に関しては認めざるを得ないくらい変わってくれたと思います」


−ピンクもつけ続けた


「ピンクがあんまり目立たへんかったけどな。うっすいベージュみたいな。『ピンクつけたいならもっとショッキングにしろ!』って言っていたんだけど。まあまあ、でもそれも踏まえてあいつのキャラではないんだけども、それをやろうとすることが『殻を破りたい』とあいつも思っていたと思うので。そこにははまったかなと思います」

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