＜陸上：世界選手権＞◇最終日◇21日◇東京・国立競技場◇女子走り高跳び決勝
パリ五輪金メダリストの世界記録保持者ヤロスラワ・マフチフ（24＝ウクライナ）が銅メダルで2連覇を逃した。
試合中に寝袋の中で横になって目をつむるルーティンで“眠れる森の美女”と呼ばれる世界女王は、1メートル93センチ、1メートル97センチを1回でクリアしたが、2メートルを1回目で失敗して2回目をパス。大雨による2度の中断後に挑んだ2メートル2も2回失敗した。8月末のダイヤモンドリーグ（DL）ファイナル終了後に来日して日本国内で調整。18日の予選突破後には「信じられないほどいい感覚」と自信を見せていたが、雨の決勝で力を発揮できなかった。2メートルを1回目で成功させたニコラ・オリスラガーズ（オーストラリア）が初優勝した。
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