就職情報サイトを運営する学情(東京都中央区)が2026年3月卒業(修了)予定の大学生、大学院生を対象に実施した調査で、内々定を獲得した後も3人に1人が就職活動を継続していることが分かった。
内々定を持つ学生に社数を聞いたところ、「1社」と答えた学生が77.0%で最も多かった。「2社」(9.8%)、「3社」(6.1%)、「5社以上」(4.9%)と続き、複数社の内々定を得ている学生は計22.8%だった。
複数社の内々定を保有している理由としては、「まだ迷っているから」「比較のため」「各社の内定者懇親会に参加してから辞退するか判断したい」「まだ気になる企業があったから」といった声が寄せられた。
内々定を得た後の就活については、「内々定承諾をし、就職活動を終了した」学生が最も多く、66.8%に上った。一方、「内々定承諾をした上で、就職活動を継続した」学生は22.1%、「内々定承諾を保留し、就職活動を継続した」は11.1%で、3人に1人は内々定を得た後も就活を続けていた。
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内々定を得た後も就活を継続した理由は、「就職活動で後悔したくないから」が最も多く、71.6%だった。「志望している企業の選考予定が入っていたから」(38.3%)、「内々定を得た企業に決めて良いか分からなかったから」(32.1%)、「内々定先に納得していなかったから」(24.7%)が続いた。
本調査は8月20日〜9月2日、同社の就活サイトを訪れた2026年3月卒業予定の大学生、大学院生275人を対象に、インターネットで実施した。
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