TBS龍宝社長「我々の財産」世界陸上中継に手応え リレー侍の決勝は瞬間最高視聴率16.3%

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2025年09月24日 16:03  日刊スポーツ

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男子400メートルリレー決勝 6位の日本。左から小池、柳田、桐生、鵜沢=25年9月21日

TBSの定例社長会見が24日、都内の同局で行われ、龍宝正峰社長が「東京2025 世界陸上」放送の手応えを語った。


13日から21日まで9日間の日程で行われた熱戦の模様を連日放送。のべ約62万人が会場の国立競技場に足を運んだといい、視聴率でも9日間全てで全時間帯トップを獲得。自身も現地で観戦していたという龍宝社長は「今日は少し声がかれています。騒ぎすぎたせいじゃないかな」と笑みをみせつつ「素晴らしい大会を放送することができた。これがスポーツの良さなのかな。中継させていただく我々の財産かなと実感しました。みなさんに非常に感謝しております」と語った。


開幕前から選手や競技の特徴を紹介するなど盛り上げにも力を入れてきたとし「準備がしっかりできたイベントになったんじゃないかなと思います。これこそが我々が放送する意義であり、これにより新しい見方をしてもらえるそれが十分に発揮できた大会になった」と振り返った。


特に4×100メートルリレーなどが放送された最終日は瞬間最高視聴率16・3%をマークし、2427万人が同時視聴するなど高い注目度を示した。全体の盛り上がりについて龍宝社長は「ここまですごいことになるとは実際思っていなかった部分はあります」といい「日を追って異様な雰囲気になってきた部分もあって、こういうことなんだなと思いました。今、要因を分析しようとしているところです。個人的には東京五輪で無観客だった中で、そこに人が集まるモチベーションが強くなる大会だったんじゃないかなと思います。今回はスタジアム外で歓声を聞いている人もいらっしゃったと。そういうことも含めて盛り上がりになったんじゃないかなと思います」と話した。

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