西武の長谷川信哉外野手(23)が、23日のロッテ戦(ZOZOマリン)で自身初の年間での規定打席到達を確定させた。
一夜明けた24日のウオーミングアップ前、「しれっと行っちゃいました」と小声で話した。23日は3打数0安打。9回のチャンスでは代打を出された。
「交流戦の6月ごろ、その試合でヒット打っていなくて最終回まで打席に立たせてもらったりしたのと比べると、悔しいです」
プロ5年目、打率2割2分台での到達になった。すでに1000打席近くを経験している。「それだけ打席を経験している中での到達は、物足りなさは正直あります。そもそも、全然満足できる数字じゃないです」と喜びはせず「通過点」と表現する。
とはいえタイラー・ネビン外野手(28)らにもアドバイスを求めながら、日々成長しようともがく。そんな中で23日終了時点で129試合に出場している。
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「大きなケガなく、ずっと1軍戦力としていさせてもらているのは、すごくうれしいことではあります」
今季も残りわずか。外野守備の能力はシーズンで存分に示した。打てる長谷川信哉への兆しを、何とか切り開きたい。【金子真仁】
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