ヴィニシウス、アウトサイドでのゴラッソには“師匠”がいた?「彼が教えてくれたんだ。恋しいよ」

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2025年09月24日 19:24  サッカーキング

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ヴィニシウスのゴールをチームメイトが祝福 [写真]=Getty Images
 ラ・リーガ第6節が23日に行われ、レアル・マドリードは敵地でレバンテを4−1で破り、無傷のラ・リーガ開幕6連勝を飾った。試合後、レアル・マドリードに所属するブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールが、好調の要因を明かすとともに、自らが決めたゴールの“師匠”についても語った。

 ここまで行われたラ・リーガだけでなく、チャンピオンズリーグ(CL)も含めた公式戦で6連勝中のレアル・マドリードは、レバンテの本拠地『シウタ・デ・バレンシア』に乗り込んだゲームでも、その好調ぶりを遺憾無く見せつける。

 まずは28分、ボックス右でウルグアイ代表MFフェデリコ・バルベルデからのパスを受けたヴィニシウスが、右足アウトサイドで見事なコントロールショットを沈めると、続く38分にはカウンターの流れでヴィニシウスからのパスを受けたアルゼンチン代表MFフランコ・マスタントゥオーノが、今夏のレアル・マドリード加入後初ゴールを奪う。2点をリードして後半へ折り返すと、54分に1点を返されたものの、本格的な追随は許さない。64分にフランス代表FWキリアン・エンバペが自ら獲得したPKで“パネンカ”を披露すると、直後の66分にはトルコ代表MFアルダ・ギュレルからのスルーパスに抜け出し、自身この日2点目。終わってみれば4−1で、難なく白星を手にした。

 試合後、ゴールラッシュの口火を切ったヴィニシウスは、『レアル・マドリードTV』を通して、「僕らは試合序盤から、ボールを保持した上で非常に良いプレッシングをかけた」と振り返ると、「それこそが、僕らの勝つ方法だ。ここまでの数試合でそうしてきたようにね」と語る。「ここまでの7試合を全勝で終えたが、その鍵を握っていたのは、守備、団結、そしてチームワークだ」と主張すると、「この調子を維持できれば、今シーズンは大きな成功を収められるだろう」と意気込んだ。

 また、ヴィニシウスはレバンテとの公式戦では、直近3試合で6ゴールと絶好調。「確かにここはプレーするのが簡単なスタジアムではないよ。ただ、僕は常に全力を尽くしていることで、いつも良いプレーができているし、ゴールも決められている」と話したヴィニシウスは、「これは僕らにとっても良いことだ。僕らはこれまで全試合に勝利しており、シーズン終了までこの調子を維持し、自信をつけ、最も重要なタイトルを獲得したい」と闘志を燃やした。

 同時に、同試合の先制点となった“ゴラッソ”にも言及。誰もが予想できないタイミングで、見事なアイデアを披露した一撃だったが、このゴールには“師匠”がいたという。アウトサイドの“名手”といえば、昨季までレアル・マドリードに13年間在籍し、10番を背負ってバロンドールにも輝いたクロアチア代表MFルカ・モドリッチ(現:ミラン)。ヴィニシウスは「モドリッチが教えてくれたんだ。彼が恋しいよ」と、モドリッチ譲りのゴラッソであることを公言すると、次のように言葉を続けた。

「今となっては、僕もすごく得意としているプレーだ。これからもあのようなゴールを量産したいね。これは、今までにアウトサイドで決めたゴールの中でも、最も美しいゴールの一つだ。良いゴールだったし、とても満足している」


【ハイライト動画】ヴィニシウス、モドリッチ譲りのアウトサイドキックで先制点




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