バレーボールのVリーグ女子・アルテミス北海道は24日、北海道庁赤れんが庁舎で、25−26年シーズンへ向けたキックオフイベントを行った。ピンク色に一新されたユニホームがお披露目されたほか、スローガン「Reborn to Win」(勝つのための再生)も発表。主将に就任した山田菜那光(23)は「日々努力を怠らず、昨季よりも練習の雰囲気や個々の力、チームの力も上がってきたと思います」と、新チームの手応えを口にした。
経験の浅い若いチームで戦った昨季は28戦全敗。だが試合を重ねるごとに守備をベースにした戦い方が浸透し、各選手の意識も変わった。今季は福岡から移籍したセッターの長尾のどか(27)を中心に攻撃力も向上。今月6日に行われた天皇杯・皇后杯北海道ラウンドでは、1セットも失うことなく北海道代表となった。アシスタントコーチから昇格した青島賢司監督(37)は「昨季築き上げたディフェンスに、今シーズンはオフェンスをプラスして、目標であるプレーオフ進出(4位以内)を狙っていきたいと思っています」と話した。
今季は北海道在住者を、ホームゲームに無料招待することも発表された。開幕は10月25日の浜松戦(北ガスアリーナ札幌46)。山田は「(開幕まで)短い時間ですけど、より一層強くなれるように頑張っていきます」と誓った。
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