<イースタン・リーグ:DeNA12−5楽天>◇24日◇横須賀
来季の戦力構想から外れているDeNA三嶋一輝投手(35)が、今季のファーム本拠地最終戦の最終回に登板した。イースタン・リーグ楽天戦(横須賀)の9回を全球直球勝負で最速149キロで押し込み、8球で3者凡退。試合後にはウイニングボールを受け取り、涙を浮かべる後輩や投手コーチと握手をかわした。ファンからの三嶋コールにも手を挙げて応え「グッとはきましたね」とDeNAでの最終登板をかみしめた。
現役続行へのアピールをマウンドで示した。国指定の難病・黄色靱帯(じんたい)骨化症の発症から3年がたち、今季終盤になって状態も上がって感覚をつかみつつある。「周りからも『今日が一番球が走ってた』と言ってもらった。全球まっすぐなんて初めてでしたけど、良いものを見せられたんじゃないかと思います」と充実の表情を浮かべていた。
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