<ロッテ5−0西武>◇24日◇ZOZOマリン
ロッテが西武に快勝し、3連勝した。
先発木村優人投手(20)は立ち上がりから安定感抜群の投球を披露した。150キロを超える直球にカットボール、チェンジアップなど変化球を効果的に交え、打者を手玉に取った。7回1死まで1人の走者も許さない完全投球。滝沢に中前打を許して大記録達成とはならなかったが、その力投にスタンドから大きな拍手が湧き起こった。プロ入り後最長の9回を投げきり3安打7奪三振無失点。今季のチーム初完封を高卒2年目のホープが決めた。
吉井理人監督(60)は「真っすぐ主体のピッチングですごく良かった」と、たたえた。これまでよりも登板間隔を詰め、初めて中7日で先発に送り出した。「育成プログラム中の選手なので、体力強化も含め中14くらいで投げさせていた。いずれ中6日で回ってもらわなきゃいけない選手なので。1回試してみようと思った。うまく投げてくれた」。
初完封、自己最多の123球を投じるまでマウンドを託した。「あまりにも良い試合だった。なかなか完封する機会ってないんで、ここは狙わせてあげたいと思って。5回くらいかな、125から130球くらいまでは大丈夫と思って。球数は試合中に考えました」と20歳の初完封を演出した。
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