【楽天】2度目1軍登板、泰勝利2回5Kの奪三振ショー「ナイスピッチング」鷹助っ人左腕も絶賛

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2025年09月24日 22:36  日刊スポーツ

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楽天対ソフトバンク 8回からマウンドに上がった楽天泰(撮影・たえ見朱実)

<楽天3−8ソフトバンク>◇24日◇楽天モバイルパーク



高卒4年目左腕の楽天泰勝利投手(21)が、2度目の1軍登板で奪三振ショーを見せた。


7点ビハインドの8回から5番手で登板。まずはソフトバンク先頭川瀬をスライダーで見逃し三振に封じる。続く緒方は152キロ直球で見逃し三振。近藤には152キロ直球を左前にはじき返されたが、最後は栗原を152キロ直球で中飛に抑えた。


9回も続投し、1軍では初の回またぎとなった。先頭の中村に中前打を許すも、後続をぴしゃりと断った。柳町を150キロ直球、牧原大を151キロ直球、野村をチェンジアップでいずれも3者連続三振。2回を27球、2安打無失点、5奪三振でまとめた。


1軍デビュー戦となった8月16日の日本ハム戦(楽天モバイルパーク)は1回を3安打1失点、1奪三振。そこで出た課題を生かし、新球のスライダーを習得した。


首位相手に快投した泰は「前回投げて、真っすぐで空振りとファウルを取れるから、ファームで逆にその真っすぐを生かすことを練習してきた。そこでスライダーを出せたので。スライダーでカウントも空振りも三振も取れたんで、課題としていたところが出せたかなと。まだ精度は、高さとかは全然なんですけどって感じですね」と振り返った。


試合後、報道陣に囲まれた泰に対し、通りかかったソフトバンク左腕ヘルナンデスが「ナイスピッチング」と絶賛した。今後に向けて泰は「徐々に自分のポジションを上げていければいいかなと思う。結果とともに」と力を込めた。


チームは首位ソフトバンクに完敗。試合のなかった3位オリックスとのゲーム差が5に広がり、CS進出が遠のいた。

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