
前橋市の市長が24日、臨時の記者会見を行い、市に勤務する既婚の男性職員と複数回ホテルで面会していたことを明らかにし、謝罪しました。市役所からホテルまで、公用車を使ったケースもあったということです。
前橋市 小川晶 市長
「多大なるご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます。誠に申し訳ありませんでした」
24日夜、前橋市の小川晶市長は会見で、市に勤務する既婚の男性職員と複数回ホテルで面会していたと明らかにし、謝罪しました。
この会見は、一部週刊誌の報道を受け臨時で行われたもので、小川市長はこの男性職員が既婚者であることを認識していたとしたうえで、今年2月から9月の間に市内のラブホテルを10回以上利用し、市役所からホテルまで公用車を使用したケースもあったと認めました。
ホテルでは「夕飯を食べながら相談や打ち合わせをしていた」とし、男性職員については「公私にわたり相談に乗ってもらった。特別職や他の職員には言えないような悩みもあり、一番にコミュニケーションを取っていた」と説明しました。
|
|
面会場所にラブホテルを選んだ理由について小川市長は、飲食店やカラオケなどでは周囲に人がいて具体的な会話が制限されることから、安心して話ができる場所として男性職員から提案があったとしています。
そのうえで、「男女の関係はないが、誤解を招く軽率な行動であったことを深く反省している」と述べました。
一方、今月10日、大雨で群馬県内に「記録的短時間大雨情報」が発表された際もホテルで男性職員と面会していたということですが、これについて小川市長は「ホテルの中でも打ち合わせというか、何かあれば駆けつけられるような状況だったので問題はないと考えてしまった」と説明。
ホテル代は私費で支払っていたということです。
小川市長は自身の進退について、「弁護士や支援者とも相談しながら考えたい」としています。
|
|