
警視庁できょう、警察署長らを集めた会議が開かれ、迫田裕治警視総監が匿名・流動型犯罪グループの実態解明や指示役の摘発などを指示しました。
迫田裕治 警視総監
「匿名・流動型犯罪グループ対策は、目下、治安上の最重要課題であります。新たな犯罪の兆候を見逃すことなく、取り締まり態勢などを不断に見直し、グループの一掃につなげられたい」
警視庁本部できょう、警察署長や幹部など、およそ260人を集めた会議が開かれました。
迫田裕治警視総監は匿名・流動型犯罪グループについて「治安上の最重要課題」と位置づけ、来月新設される「匿名・流動型犯罪グループ対策本部」を司令塔として、グループの実態解明や指示役の摘発を徹底し、壊滅に追い込むよう指示しました。
また、都内で人身安全関連事案に関する相談の受理件数が過去最多のペースで推移していることや、今月1日、東京・世田谷区で元交際相手とのトラブルを相談していた女性が殺害される事件が発生したことなどを踏まえ、「一歩踏み込んだ迅速かつ的確な対処」を徹底するよう述べました。
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