同キャンペーンは、故エヴリン H. ローダーにより1992年に設立。今年で33回目。世界中でこれまでに1億3100万ドル(約190億円)以上の資金を、乳がん研究や教育、医療サービスに対して提供し、うち1億300万ドル(約150億円)以上の資金を乳がん研究(BCRF)を通じて医療研究助成金に役立てている。日本においても、2014年から乳がんの臨床研究と乳がんに対する治療成績の向上を目指すJBCRG(Japan Breast Cancer Research Group)に対し6000万円を超える寄付を行ってきた。
取り組みの一環として、さまざまなイベントを実施。ユーザー参加型として、「エスティ ローダー(ESTĒE LAUDER)」「アヴェダ(AVEDA)」「トム フォード ビューティ(TOM FORD BEAUTY)」「ジョー マローン ロンドン(JO MALONE LONDON)」「クリニーク(CLINIQUE)」「ボビイ ブラウン(BOBBI BROWN)」の6ブランドが限定製品を発売。収益金の一定金額を寄付に充てる。
その他の取り組みとして、同社の乳がん撲滅へ向けた活動軌跡をまとめたパネルや乳がん触診のモデルなどを展示。また、東京タワーやスカイツリーといったランドマークをピンク色にライトアップするイルミネーションショーを行うほか、京都・清水寺でドローンを用いたショーなども開催する。