デヴィ夫人主催の慈善晩餐会開催 基金はウクライナの子ども支援へ 寄付額は1000万円超見込み

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2025年09月25日 23:00  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

慈善晩餐会で乾杯するデヴィ夫人(撮影・足立雅史)

デヴィ夫人(85)が主催する「第28回 ザ・グランド・インペリアル・慈善晩餐会」が25日、東京會舘で開催された。基金は戦禍にあるウクライナの子どもたちを支援する「オレナ・ゼレンスカ財団」に贈られる。


同会は98年から始まり、日本赤十字社と「認定NGO 難民を助ける会」の支援を目的とし、今年で28回目を迎えた。デヴィ夫人はドレス姿で登壇し「千里の道も一歩からと申しますが、ささやかな一歩から始まったこの会も皆さまの温かいご理解とご協力によりまして、今日まで継続することができました」と感謝した。


ウクライナの首都キーウ(キエフ)訪問や、ゼレンスキー大統領夫人との対談を行うなど、ウクライナ支援に向けた活動を行ってきた。「侵略が3年半にわたり続くウクライナ。国土の20%が占領され、激しい爆撃によって多くの犠牲者が出ており、インフラが破壊されました。電力不足は極めて深刻であります」と訴えた。


同会ではウクライナの惨状を映した映像も流れた。基金はゼレンスキー大統領夫人がウクライナの子どもたちのために設立した「オレナ・ゼレンスカ財団」に贈られる。


デヴィ夫人は「今日は1000万円のご寄付をすることができます」と伝え、「今夜この会が終わる頃は1000万円を超える額になることを願っております。皆さまぜひご協力をお願いいたします」と真っすぐなまなざしで呼びかけた。


同会では谷桃子バレエ団の舞踊やファッションショー、「大衆演劇のプリンス」門戸竜二(56)による舞が披露された。華やかなエンターテインメントを届け、来場者を沸かせた。


元参院議長の山東昭子氏(83)や石井苗子参院議員(71)も登壇。さらにウクライナ臨時代理大使のオレクサンドル・セメニュク氏夫妻をはじめ、美容家たかの友梨氏(77)や元航空幕僚長の田母神俊雄氏(77)ら、各界から参加者が集った。

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