千葉銀と千葉興銀、持ち株会社で統合=月内にも基本合意
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2025年09月25日 23:01 時事通信社

千葉県を地盤とする大手地方銀行の千葉銀行と千葉興業銀行が、月内にも経営統合で基本合意する方針を固めたことが25日、分かった。2027年4月以降に持ち株会社を設立し、両行が傘下に入る方向で調整している。「金利のある世界」が到来し、預金獲得競争が激化する中、営業エリアを同じくする銀行同士の統合で経営基盤の強化を図る。
合併は見送り、グループ内に傘下2行を併存させることで、既存顧客の利便性を維持したい考え。千葉銀は今年3月、投資ファンドのありあけキャピタル(東京)から千葉興銀の株式約19.9%を約237億円で取得。その後、経営統合も含め、関係強化に向けた協議を進めていた。
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