
天皇家の長女である愛子さまが公務で各地を奔走する姿に、絶賛の声が相次いでいる。9月12日から1泊2日で両陛下と長崎県を訪問されたのをはじめ、9月21日には国立競技場で開催された『東京2025 世界陸上』を両陛下とともに観戦されるなど、公務が続いている。
絶賛される愛子さまの所作
「多忙ながらも訪問先や懇談相手への気遣いを欠かさない愛子さまの交流は各地で感動を呼んでいます。長崎では被爆体験を伝える語り部の活動者に積極的に質問されていました。世界陸上観戦では、関係者の方の説明に熱心に耳を傾け、選手たちに拍手を送り続けていらっしゃいました」(皇室担当記者)
そんな愛子さまのお姿はSNSでも大きな反響を呼んでいる。
《本当に訪問先のことを勉強されている愛子さま。これからも公務での活躍を見たいです》
《公私をわきまえた所作や関係者に対する感謝や配慮も見ていて感じられる》
《ただ座ってご覧になっているだけなのに、この愛子さまがおきれいでオーラがすごすぎる!》
《愛子様が本当にお美しく、笑顔がとても可愛くて素敵な女性になられましたね》
そんな愛子さまの所作について、ベストせラー『「育ちがいい人」だけが知っていること』の著者でマナースクール代表の諏内えみさんは「皇室の方の装いや立ち居振る舞いは、私たちに安心と誇りを与えてくださいます。そのなかで愛子さまは若い世代にとって“真に見習うべきお手本”として、その存在をますます輝かせていらっしゃいます」 と語る。
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「愛子さまが国民をひきつけてやまない理由のひとつに“自然体の俯瞰力”があるように感じます。私が申し上げる“育ちがいい人”とは、素直さと俯瞰力を兼ね備えた方としておりますが、愛子さまはまさにそれをお示しくださっています。
天皇・皇后両陛下やお会いされる方の動きを瞬時に読み取られ、常にご自身の振る舞いを調整されるお姿は一朝一夕では得られないものです。両陛下のお導きとご自身の研鑽の賜物と拝察いたします」
ファッションにも愛子さまの気品を感じられるという。
「長崎ご訪問で淡い藤色のスーツに真珠のネックレスとイヤリングを添えられた雅子さまの装いとそれに合わせられたかのような愛子さまの装いにも、深いご配慮が感じ取れました。被爆地という歴史の重みを背負う地で、敬意を表すお姿は若い世代には難しい“正式な場での正解”をお示しくださいました。
私たちが求めているのは、愛子さまが体現される品格や有り方なのでしょう。また、世界陸上観戦では、陛下の黄緑色のネクタイ、皇后陛下のライトグリーンのスーツと響き合うように、愛子さまもさわやかな薄グリーンをお召しになり、ご家族としての温かな調和、そして微笑ましさも感じさせてくださいました」(諏内さん、以下同)
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若い世代にとっての“最良の教科書”
さらに、愛子さまの魅力を語る上で欠かせないのが、心からの笑顔と手を振る際のお振る舞いだという。
「マスクを着用されているときでも、目元からあふれる温かな表情だけで真心が伝わります。ご挨拶の際は必ず足を止め、相手を見つめて丁寧にお辞儀をされるお姿に一期一会の精神と深い美しさがありました。
そして、車窓からのお手振りも印象的でした。儀礼的に小さく控えめに振るのではなく、“皆さまにお会いできてうれしい”というお気持ちがはっきりと伝わる、いくぶん大きめな所作を拝見すると、全力で思いを届けてくださる愛子さまに、幸福な気持ちを感じずにはいられません」
また、お迎えやお見送りの場でも、儀礼的なご挨拶ではなく、ご自身のご感想やご質問で和やかな会話をされるお姿も注目されているそう。
「被爆された車いすの方へ膝を折られてご熱心にお話をお聞きになるご姿勢も同様です。そこには入念なご準備と、相手を緊張させない細やかな気配りが見受けられます。愛子さまのお姿は、若い世代にとっての“最良の教科書”と申し上げられるでしょう。
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装い、笑顔、所作、会話――そのいずれもが完成され、温かく優しさに満ちています。“愛子さまのように振る舞いたい”と願う若者が増えることは、日本全体の品格を高めることにもつながりますね。お若い世代のお手本として、今後ますます目が離せません」